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三選終了しました。
2019年09月02日 (月) 11:21 | 編集
薄曇りの秋空が広がっている魚沼。お盆を過ぎて以降は過ごし易い陽気となっています。


さて、先月は更新を飛ばしてしまいましたが、仕事は順調に進みまして、ひと夏を掛けて


進めてきたすべての選別作業が先日終了しました。二毛作の分も含めてなので今年は


かなり速足で進めてきた事になりますが、これ程順調に仕事が進んだのは初めてです。


心配していた浅黄の出来も三選ではっきりして、結論から言えば「物になりそう」です。


紅は薄いし側線も不揃いの奥手なタイプですが、それを補うだけの肌質と体形なので、


二歳・三歳になる頃には仕上がる鯉が出てくれると思います。じっくり育てていきますよ。

左側写真

その他の立て池でも生育は順調で、二歳の麒麟の池では50センチ近くになっている鯉が


チラホラ見えます。元々がジャンボ鯉では無い20センチ半ばの当歳だった事を考えると


やっぱりかなりの食い気です。黄金の血が効いてますわ。二歳の池上げまであと一か月


近くあるので、60は無理でも50半ばくらいは狙っていきたい所。ラストスパートです!

右側写真

一時選別が始まりました。
2019年06月30日 (日) 14:32 | 編集
昨晩から大雨となっている魚沼。現在は小康状態ですがまだまだ油断できない状況です。


さて、最初の仔取りから一か月が経ち、稚魚の成育も順調でしたので、先週の中頃から


一時選別作業を開始しました。全体の三分の一程度(ほぼ浅黄)が終わった所ですが


牡丹賞の浅黄の毛仔はそれなりに物になってくれそうな雰囲気でした。こんな感じです。

右写真

当場がこれまで取っていた浅黄に比べて率としては少し落ちますが、澄んだ白地をした


浅黄が結構拾えたので感覚的には悪くない印象ですね。親の良い部分を受け継いで


くれているといいんですが。まぁ、一選の段階ですが期待はしていこうと思います (^^


明け二歳の麒麟も餌食いが良く成育は順調です。早く梅雨が明けてほしいですねぇ…。

左写真

仔取り順調に進んでいます。
2019年06月06日 (木) 15:27 | 編集
曇天の予報ですが頭上には青空が広がっている魚沼。半袖でも汗ばむくらいの陽気です。


先月からまた少し間が開いてしまいましたが、季節通りに順当に忙しくなってきております。


この時期の一番の仕事は言うまでもなく仔取り作業ですが、雪解けの早かった今年は既に


取りたいメスの卵を取り終えており、例年にないくらいのスピード感で作業が進んでいます。

写真 2019-05-29 10 54 52

全体としては既に八割ほどの野池に稚魚を放し終えましたが、今年一気に作る面積を


増やしたのがこの麒麟のセット。よく銀松葉や人によってはプラチナと間違われますが


メス親には8歳94cmのねず黄金を使っています。昨年の三倍ほどの面積を放しました。


オスは孔雀のセットにも使っていますので、彼らはこの時期は休む暇がないですね 笑

写真 2019-05-27 6 10 16

もうひとつ大きな期待をしているのがこちらの浅黄。今年の全日本で60部の牡丹賞を


取った鯉です。三歳の初腹でしたがこのメスが20万匹ほどの毛仔を生んでくれました。


本来はもう一腹仕掛けるつもりでしたが、予想以上に毛仔が出たので一巡目の浅黄は


すべてこの浅黄で池を埋めてみました。思い通りに当たりが引けるといいんですが…。

57cm (2)

ウチではたたきで卵を取り、卵消毒をして野池に産網を吊りなおして孵化させています。


現状は浅黄・孔雀・麒麟・三色の4品種の仔取りが完了。あとの品種は二巡目以降かな。


今月末には選別も始まります。いよいよ生産シーズンらしくなってきましたねぇ… (^^

写真 2019-05-31 11 13 33

第7回国際錦鯉幼魚品評会終了!
2019年05月01日 (水) 17:40 | 編集
平成が終わりを告げ本日より令和元年。幸多い時代にするべく頑張っていきましょうか。


さて、三月の若鯉から先月末の幼魚品評会と激動の二か月間がついに無事終了しました。


新潟での品評会を締めくくる今年で第7回目の国際錦鯉幼魚品評会、和田養鯉場からは


7本の出品を行いゴールド入賞3本、シルバー入賞1本、ブロンズ入賞が2本、あわせて


合計6本が入賞と上出来の結果となりました。中でも、27部に出品した麒麟が光り模様の


種別優秀賞を受賞するなど今回はかなり収穫の多い品評会になりました。…やったぜ。



こちらが27部に出品した麒麟。同じく33部光り模様でも麒麟がゴールドになっていたので


入賞するとすればそちらが種別かな?と思っていた所、小さい方が種別へと上がりました。

IMG_0734.jpg

左が33部光り模様に出品した麒麟。右は12部変わり鯉に出品した麒麟と同腹の鯉です。

IMG_0778.jpg IMG_0724.jpg

12部の方もシルバー入賞と健闘。他には24部浅黄でゴールドと、全体的に麒麟中心の


構成で臨んだ今回の幼魚は期待していた以上の評価を頂く事が出来た様に思います。


生簀での伸び方も良いし、賞歴もついてきたので今年は本格的に面積を当てて麒麟を


生産して行こうと思います。間もなく池入れの時期となりますが、これらの鯉が二歳に


なってどうなるか今から秋が楽しみですね。期待通りに伸びてくれるか、それとも… (^^

春らしくなってきております。
2019年03月04日 (月) 13:07 | 編集
朝からやや強めの雨が降っている魚沼。周囲にはこの時期に特有の深い霧が出ています。


さて、鱗光の原稿を書く流れでブログを更新しております。先週1日に行われた新潟生産者


オークションを皮切りに今週は各地で若鯉・幼魚に向けた有名生産者のオークションなどが


開催されるので、鯉屋界隈ではイベント尽くしの一週間となっております。写真は山古志で


開催されたオークションの様子。春のオークションはプールを用意しない(雪で置けない…)


オークションなので比較的サイズが小さい鯉だけで行われています。今回も盛況でしたよ。



こちらは出品鯉の一本。麒麟の模様頭を出してみました。出品時のサイズは当歳27cmです。


昨年度から新しい品種として売り出している鯉で、現時点でどの様な反応があるか試す意味で


オークションに出してみたんですが感触は上々でした。当歳の時点で今ほどの評価を頂ければ


もう少し錦鯉として仕上がった状態の二・三歳の麒麟が出来ればそれなりに戦えそうですね。


水量の少ないウチの当歳ハウスでも大きいのは30cm半ばくらいの大きさになってきています。


ジャンボ当歳とまでは行きませんがこの分なら秋までにはそれなりに伸びてくれそうですね。


今年は300本程度の二歳麒麟を生産する予定。何本戦える当たりが出るか楽しみ… (^^

①麒麟:当歳:27cm:雌雄不明2019-1

外は雨。早く雪を溶かしてくれると泥仕事が進められるんですが…。今年は早そうですね。

左写真2019-1
第50回全日本総合錦鯉品評会
2019年02月05日 (火) 14:43 | 編集
春の様な暖かな一日となった魚沼。日中はダウンコートが要らない程の陽気となりました。


さて、それでは五十回記念大会の結果をお伝えしていこうと思います。今回、和田養鯉場


からは13本の出品を行い、優勝が5本、準優勝6本という上々の結果となりました。中でも


60部に出品した浅黄が牡丹賞を受賞したのが嬉しかったですね。この賞には秋水や菊水、


金昭和や白べっ甲などのライバル品種(向こうは恐らく浅黄は眼中に無いでしょうが…)が


いますので、正直他の品種に比べて見せ場の少ない浅黄で勝つのは中々難しい賞なんです。


こういう品種の中でも、ある程度の評価をして頂けるくらいの浅黄が出来てきたというのが


今回の全日本における最大の収穫ですね。こういう所に毎年顔を出せる様に頑張ります。



こちらがその浅黄。感覚的にはここ五年間で一番綺麗に上がった三歳です。現在57cm。


どういう訳か、兄妹の中でこの一本だけが抜けて質が良いんですよ。頭は白く、体は青く、


体のつくりの良い理想的な浅黄だと思います。将来的にはこのメスを親にしたいですね。

57cm (2)2019-1

その他の成績も上々でした。優勝は12部光模様、15部浅黄、20部浅黄、20部孔雀、他は


準優勝多数でした。1プール分しか借りてなかったのでプレートがぎゅうぎゅう詰めでした…。

IMG_00742019-1.jpg

全部ではないですが今回の出品鯉です。個人的に麒麟の結果は結構気にしていたのですが、


20部以上の大和錦などと当たった部では残念ながら勝ちきる事が出来ず準優勝という結果に。


パッと見の印象で赤に比べると黄色はやっぱり少し不利なんですかね。まぁ、本来小さい部で


戦う品種では無いですから、体を伸ばしてミドル級の部で全日本に再挑戦したいと思います。


当日は多くの声を掛けて頂きありがとうございました。次は若鯉、長岡でお会いしましょう!

12cm2019-1.jpg 13cm.jpg

14cm.jpg 17cm-22019-1.jpg

25cm.jpg 20cm2019-1.jpg

44cm2019-1.jpg 49cm2019-1.jpg

謹賀新年
2019年01月01日 (火) 16:53 | 編集
近年では珍しい小雪の元日を迎えている魚沼。束の間ですが日中は青空も顔を覗かせました。


皆様、新年あけましておめでとうございます。しばらくぶりの更新となってしまいましたが


生簀周りで元気に動いております。本年も和田養鯉場を応援の程、よろしくお願い致します。


さて、秋からこちらあまりの慌しさに更新を投げていましたが、またポツポツと記事を書いて


いくつもりでいます。月刊誌の鱗光と同じくらいのペースで今年はやっていけたらいいかな。



冒頭でも書きましたが、今年は十二月中にまとまった雪が降らず小雪の新年となりました。


例年通りならば生簀周りの除雪で朝から晩まで動いている時期なのですが、体力的には


非常に助かっています。写真は越冬している当歳ハウスの様子。麒麟と名付けた品種の


様子を写してみました。黄色が鮮やかに際立つ鯉から墨を被った変わりっ気の強い鯉まで


色々なタイプを残しつつ変化の様子を見ています。今年の二歳立ては300本程度を立てる


つもりでいますので、面白いのが出てくるんじゃないでしょうか。今後の成長に期待です。

IMG_98102019-1.jpg

例のシリーズも進行中。この顔可愛い。皆様方にとって本年が幸多い年になります様に...。

KIRIN2019-1.jpg