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和田養鯉場のご紹介 / About Wada Koifarm
2010年09月16日 (木) 01:24 | 編集
■ 和田養鯉場のある魚沼地域とは? / What kind of place is Uonuma-area?


和田養鯉場があるのは日本でも有数のコシヒカリの産地としても知られる新潟県南魚沼市。


養鯉場のすぐ脇には霊峰八海山がそびえ、春には豊富な雪解け水を里山に与えてくれます。


毎年秋になると一面に広がる稲穂の海。田舎の原風景とも言える景色が今も残っています。

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■ 浅黄の故郷、魚沼。 / Uonuma as birthplace of Asagi.


冬場の累積降雪量が10メートル近くにも達する程の日本有数の豪雪地帯である魚沼では


かつての山古志同様に古くから食用としての真鯉の養殖が行われてきた歴史があります。


魚沼地域には平野部を流れる魚野川の流域に体色のやや青味掛かった真鯉、浅黄真鯉が


生息していたと伝えられており、そうした鯉が地域の真鯉養殖の歴史の過程で今日では


最も古い錦鯉の品種として知られている浅黄を作出する契機となりました。美しい浅黄の


生産に適した硬い水質も手伝い、魚沼は浅黄の生産地として知られる様になったのです。

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■ 和田養鯉場の始まり / History of Wada Koifarm.


和田養鯉場の歴史は今からおよそ百年前、1920年代頃に私の祖父の祖父、和田梅太郎が


農業や養蚕など複数の事業と共に食用の真鯉の養殖を始めた所から始まります。当時既に


浅黄種は存在していた様で、二代目の政隆の頃には真鯉とともに隣町で浅黄の振り売りを


していたと現在90歳を越える私の祖母は語っています。三代目にあたる正弘の代に錦鯉の


生産が専業化、当時数多く居た浅黄生産者の中でも指折りの美しい紺青浅黄を作出する


生産者として地元でその名を馳せた様です。現在数多く流通している鳴海浅黄よりも深く、


真っ青な地体を持つのが紺青浅黄。残念ながらその時代の資料などは残っていませんが、


当時の様子を知る祖母や堀之内地区の錦鯉生産者である清十郎さんの話によればそれは


整然と網目の揃った美しい浅黄だったそうです。決して大きな生産者とは言えないウチが


当時は毎年浅黄の三歳を100本以上池上げしており、それらが全て冬までに売れたそう


ですから、和田養鯉場の錦鯉生産のルーツのひとつは祖父が作り上げたこの正弘浅黄


だと言えます。親鯉の死亡などで途中何度かの血筋の変遷はありましたが、日本でも


有数の古い系統を今に伝える浅黄は和田養鯉場が誇るべき大きな財産のひとつです。


その後四代目である父、忠造が小千谷の実家から持ち込んだ紅白などがベースとなり


現在の和田養鯉場の形が出来上がりました。私の祖父や父、そして多くの生産者達が


心血を注ぎ作り上げてきた魚沼の錦鯉生産の歴史。その一端を受け継いだ一人として、


五代目である私も先代達以上の創意工夫と情熱を持って生産を行っていこうと思います。


(左:祖父正弘 右:幼い頃の私。) / (My grandfather Masahiro & me.)
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■ 施設紹介 / Introduction of koi house and mud ponds.


施設としては主に当才鯉と、それ以外の立て鯉で使い分けている一棟生簀が二棟。

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使っている野池は大小合わせて20枚程。それぞれの池に合った品種を育てていますが、


現在は浅黄(銀鱗含む)と三色だけで全体の約7割程を占める生産体制となっています。

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山際付近の野池も多数使用しています。上流には他の池などはありませんので安全で


栄養豊富な山からの清水を自由に養鯉池に引きこむ事が出来ます。錦鯉は人と自然が


織り成す土着の生きた芸術品。魚沼の水と土を生かした鯉作りを常に心がけています。

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野池脇には小川が流れています。雪溶けの時期は水が透き通って本当に美しいです。

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歩いて様子を見に行ける養鯉場周辺にも多数の野池があります。こまめに鯉の様子を


見に行けるため、天候の急変などといったとっさの事態にも対応がしやすい環境です。

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規模としては小さな養鯉場となりますので生産本数自体はあまり多くはありませんが、


その分だけ多くの情熱を込めて、一尾ずつ丁寧に時間を掛けた錦鯉生産をしています。


採っている品種としては浅黄と定蔵系の三色を中心とした御三家、それにかつて種別


日本一を獲得した「小雪」系統の白写り、光物では孔雀、昔黄金なども生産しています。


全日本錦鯉振興会に所属、規定のガイドライン魚病検査も毎年必ず春と秋の合計2回


実施していますので、新潟方面にお越しの際には安心してお気軽に遊びに来て下さい。



■ 交通アクセス / Access for our farm

○ 関越自動車道小出IC下車、出口を右折し突き当りのT字路まで直進
  
  ↓

○ 信号付きのT字路を右折して直進、干溝を越えた先のトンネルを通過

  ↓

○ トンネルを抜けて長い坂道を下った先にある押しボタン式の信号を右折。
  (冬季以外は道中に看板を出している小道があるのでそこから入る事も可能です。)

  ↓
 
○ 右折後、少し進むと右手側に養鯉場と越冬ハウスが見えます。


※ 周辺地図はこちらのリンク先からプリントアウトできます。 → gogle map



■ お問い合わせ / Contact

現在ウェブ上での鯉の販売などは行っておりませんが、錦鯉の写真資料の送付などの


お問い合わせにはメールにて対応させて頂いております。 wadayorijo@gmail.com まで


お気軽にお問い合わせ下さい。父忠造に代わりまして和田卓がご返信させて頂きます。

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