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追加仔採り
2011年08月03日 (水) 19:01 | 編集
朝から太陽が照りつけ久しぶりに夏らしい陽気となった魚沼。こうなると暑いですね。


先日の豪雨で被害を受けたウチの稚魚池、遂に二枚が空となりました…。残念です。


今日の一枚。午前中、所用でスイカ農家の友人の所へ出かけてきたのですが、倉庫に


整然と並べられたスイカ達に圧倒されてしまいました。達人級のスイカマイスターならば、


これらの表面を指で軽く叩くだけで中身の詰まり具合や熟成度を判断できるそうです。


お盆を過ぎればスイカシーズンも終了。その後は慌しい秋。…季節が過ぎていくなぁ。



さて、豪雨の前から少し調子が落ちていた昭和と紅白の稚魚池ですが…駄目でした。


少し弱っていた所に今回の大水が来たため環境の変化に耐えれなかったのでしょう。


経過を見守っていた父が回復不能と判断し本日池を完全にリセット。空となりました。


天災ゆえにもはや無念としか言いようがありませんが、それでも三色や白写りなどの


看板品種が無事だったのは明るい材料。そこまで駄目だったら稚魚はお手上げでした。


まぁ他の地域では池が丸ごと崩れたとか、土砂崩れで池に近付く事が出来ないなんて


話がザラにありますので、池がほぼ無事だったウチはまだ良い方かもしれませんが。


そのため、今日はこのような状況に備えて生簀で待機させておいた別の親鯉を使って


追加で仔採りを行いました。昨晩に親鯉達を放し、今日はその結果待ちだったのです。

_MG_6955.jpg

なんの品種を採るか父と相談し、今年は三色を充実させようという話になりました。


こちらがセットした三色達。このメスは初腹になるため卵の出し具合が心配でしたが…

_MG_6772.jpg

案の上、午前四時から始まった産卵はメスの卵の出し方が芳しくなく長期戦に突入。


お昼過ぎまで産卵は続き、これ以上待っても仕方が無いという所で取り上げました。

_MG_6977.jpg

恐る恐る産卵が終わった産卵網の中を見ると、かなりの卵が出ていてまずは一安心。


時間が掛かっただけに、既に有精卵(透明)か無性卵(白濁)かの判別も可能な程に


一部では成長が進んでいました。この感じだと受精率は四割程度と言う所でしょうか。


今ならまだ他の稚魚達に追いつけるハズ。どうか無事に孵ってくれますように…。

_MG_0000.jpg

これまでこの時期に仔採りをするという事態にウチは直面してこなかったのですが、


業界的には水温が上がりきった夏に仔採りを行うという事は一般的な事と言えます。


成長が早い光物や無地物だとここからでも十分大きくなるんだとか。凄い生命力だな。


さすがに三色を光物と同じ様に放しては春生まれの稚魚達に到底追いつけませんので、


池一枚あたりに放す尾数をかなり少なくするなどの飼い方が必要となってきます。


ここでそれらの技術を身につければ、来年からは夏までを視野に入れた産卵計画で


よりその年の気候や鯉の出来具合などに対応した柔軟な仕事ができる様になるはず。


犠牲となった稚魚達の命を無駄にしないためにも、それらを習得しなきゃな…。

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