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続・与太話
2011年08月11日 (木) 18:43 | 編集
雨の予報が見事に外れ蒸し暑い一日となった魚沼。胴長靴の中は水浸しでしたよ。


豪雨以来こちらではまともな降水が無く田畑はカラカラ。そろそろ一雨欲しいのですが…。


今日の一枚。仕事に出るため玄関先で準備をしていると、ご近所の農家さんから


かぼちゃを頂いてしまいました。水が滴る切り口はいかにももぎたてといった様子。


素朴な野菜に込められたささやかな感謝の気持ち。なんだか朝からほっこりです。



さて、先日に引き続き今日は自分の立て鯉達が入っている野池で与太郎退治を決行。


人が池の縁に立っただけでこの有様。全体では一体何匹居るか見当も付きません…。

_MG_0211.jpg

いつも通り手早く長網を引き、少しずつ桶で与太郎達を池上げしていきます。

_MG_0218.jpg

上がった与太郎達の一部。光もの、紅白、昭和…まぁ~バラエティに富んでますね。


ここまで成長するのにもきっと多量の餌を食べたはずと考えると…あぁ悔しいなぁ…。

_MG_0216.jpg

相当な尾数を拾い上げて作業としては終了。これで少しは水中が楽になるはずです。


引き漏らしについても後日様子を見ながらもう一回網を引き確実に駆除しなくては。


この様に池では徹底的に嫌われる与太郎達なのですが、今回はそもそもなぜ彼らが


大量に発生してしまうのか?という根源の部分について少し書いてみたいと思います。


「そんなの、雄と雌を一緒に泳がせとくからいけないんじゃないの?」という意見が


方々から聞こえてきそうですね。結果から言ってしまえばまさにその通りなのですが、


実は、この雌雄の判別に関しては熟練の生産者でも手を焼く難しい部分があるのです。


養鯉池というものは、当然このような与太郎達が発生しないように池に鯉を放す前に


入念に雄と雌を判別してそれぞれをきっちりと分けて放すのですが、その判別の際、


まだ体の出来上がっていない若い鯉だと明確な性差が見られない場合があるのです。


それらの判別についてはまた別の機会にしますが、とにかく雄とも雌ともつかない


鯉が居て、しかもそれが良質の鯉だったら…立て池に入れたくなるのも当然ですよね。


(※ちなみに錦鯉は雌の方が体が伸びやすいため、立て池は雌ばかりなのです)


そうした鯉がもし雌ばかりの野池で過ごす内に雄になったら…ハーレムの完成です。


雌はいくらでも居ますから、相手をとっかえひっかえ連日白子を出しまくる訳です。


すると…まぁ、池の中は上の写真の様になるんですよ。よく頑張ったもんだよなぁ…。


与太郎発生原因のひとつは、こうした雄とも雌ともつかない鯉が池で雄になる事で


引き起こされていたのです。生産者としては「あぁ…雄だったか…」と凹む所です。


「それなら、胡散臭い鯉を全部弾いて完璧に雄雌分ければ解決するんじゃない?」と


思われる方が居るかも知れません。理屈では完全にその通りなのですが、これが実は


それらをどれだけ徹底しても与太郎が出てしまうケースがなんと多々あるんです。


それは鯉が持つ子孫を残すための秘めたる力とも言うべき現象なのですが…。


かなりの長文となってしまいましたので今回はここまで。与太話、次回最終章!

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コメント
この記事へのコメント
うちの池でも与太郎が大量発生しております。
ついこの間、網を引いて綺麗にしたのにまた雄の鯉が頑張ったみたいです。
こうなったら諦めてガンガンと餌を与えています。
PS
頂いた白写りがだいぶ大きく良くなりましたよ!
パターンがいいので秋の地元の品評会に出せればいいなと思っています。
ちょっと目が赤いのが残念ですけど、バチッ!と墨が決まってきて模様はサイコーですよ!
2011/08/12(金) 10:50:56 | URL | ぶー #-[編集]
Re: タイトルなし
ぶーさん>
そちらもですか… (^^;
なんでこう雄と言うのは見境が無いんでしょうか。
ウチの場合はお客様の鯉も預かっていいますし、
めげずに何度も網を引いてみようと思います。
一網打尽にする妙案があれば最高なんですが…。

白写り伸びてきましたか。それは良かったです!
赤目が無ければウチでも立てていた様な鯉ですので、
そのまま順調に育ってくれるといいですね。
品評会、結果が出る事を祈っております!
2011/08/12(金) 18:56:20 | URL | ベン   #-[編集]
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