-- 最新の記事へ --
雨宿り in 池田記念美術館
2011年08月19日 (金) 19:04 | 編集
日本全国が秋の様な冷たい空気に包まれた昨日。魚沼も同様に肌寒い一日となりました。


今日の先日の一枚。こちらでは猛暑も過ぎようやく最近過ごしやすくなってきたのですが、


涼しくなるにつれて野池で急激に増えてきたのがこうした浮くタイプの水草です。見た目は


何とも可愛いのですが、放っておくと池が大変な事になるんです。これも近々駆除しなきゃ…



さて、この日は朝からまとまった雨が降っていたため、天気が回復するのを待つ間に地元の


池田記念美術館で行われていた「第十二回 八海山夢展」をちょっくら見て参りました。


主に魚沼周辺の作家の作品がメインの展覧会で、以前「和田養鯉場」の文字を書いて頂いた


和田芳山先生の書なども展示されるとの事で、見に行くのを楽しみにしていたのです。

無題-スキャンされた画像-01

市民公園の只中に立つ美術館はものを見る環境としては静かで好きな場所なのですが、


常設の展示物が野球関連の展示だったり(ベースボールカードなども大量にあります)


見る人の好みに少し左右される内容なのでこの夢展以外はあまり行かないんですよね。


こういう小さな美術館って、作品との距離が凄く近い気がして見てて楽しいんですよ。


見に行くと、力のある作家がこれだけの距離になんと数多くいる事かと驚かされます。


同じテーマで10年、20年と描き続けている方も多数居て、そうした作品群はやはり


どっしりした重量感がありますね。筆跡から執念がうっすら滲んで見えるというか…。


ああいう域に達するまでどれだけの修練が要るのかわかりませんが、そうした作品に


少しでも近づける様な物を創り上げてみたいものです。まだまだ、遠そうですけど。

_MG_0775.jpg

敷地内の池に居た錦鯉。緋が飛んでて寂しい印象です。池があると職業柄中の魚に目が


いってしまうのですが、綺麗に整備された有名な観光名所などでも池の中は驚くほどに


気の抜けた錦鯉ばかりの場所があります。狙ってやっているならまだ話は別ですが、


ああいう造園計画の際に中の錦鯉ってどうやって選定してるんでしょうね。場所ごとに


相応しい錦鯉をセレクトする「錦鯉ソムリエ」の様なプロが居れば、更に雰囲気の出る


庭園なんか結構沢山あると思うのですが…。時代劇なんかでも同様で、殿様が池の鯉に


餌をやるシーン、一度は見たことありますよね。金銀が入り乱れて華やか!なんてこと、


実はありえないんですよ。光物が品種として定着されたのはそもそも近代の事ですし。


そうやって見てると、暴れん坊将軍なんかは締めで結構池が映るので面白かったですね。


実際に吉宗が餌をやっていたのは恐らくはもっと地味な鯉達だったハズなんですよ。


ま、天下の将軍家ですから金銀ピカピカの方がなんとなくしっくりくる気がしますが 笑

_MG_0786.jpg

話がかなり脱線してしまいました。まぁ私の大学時代の古建築の先生も時代劇を見る時は


演技・ストーリーなどはまったく無視して背景の建築物の時代考証なんかをしてたらしい


ですし、これもひとつの職業病と言えるかもしれませんね。自分の場合は錦鯉な訳ですが。


短い雨の間でしたが、息抜きとしては十分でしたね。また来年も見にこようかな、夢展。


と言うより、写真部門があるんだから出展できる様な作品撮らなきゃな。頑張ろっと。

関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
コメント :
パスワード :
秘密 : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック