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男のロマンって奴です
2012年03月18日 (日) 21:15 | 編集
生簀にて今日は何を書こうかと考えていた所、先日の昭和の親の仔にまつわる話などが


面白そうでしたので、やや前回と内容が続きっぽいですがお届けしてみようと思います。


お話をする前にまず見て頂きたいのが下の二本。いずれも先日の昭和の仔(雌)となります。


どちらもまだ3才の若鯉という事で墨は決まりきっていませんが、骨格など体の作りが良質で


恐らく今後数年で見頃を迎えるだろうという鯉です。ウチ期待のルーキーと言った所ですね。


少し前置きが長くなりましたが、いずれも親の昭和の外見からは似ても似付きませんよね。


ここが難しい所なのですが、錦鯉の場合、親の掛け合わせにおいて生産者が頭を悩ませる


要素のひとつに「相性」というものがあります。単純に考えれば美しい鯉×美しい鯉=優秀品


というシンプルな構図となりそうなのですが、それが実はそれ程簡単な話では無いんですね。


親がどんなに凄い鯉でも、その形質がなぜだか次世代に伝わらないという事は結構あります。


だからと言って親は何でもいいのかと言えばそんな事は無く、多くの生産者が皆口を揃えて


「最終的には親の質」と言う事からも、ここが最も重要な要素なのは恐らく間違いありません。


親は凄くないと駄目。でもそれだけでも駄目。ここら辺に養鯉の面白さがある様に感じます。


親同士の血の相性、産卵の際の白子・卵の状態、池の土質・水質、飼育方法、餌、天候…etc


それら全てに加え「運」までがガチッ!と組み合わさった時に親を凌ぐ様な鯉が出来るのです。


この二本がそんな鯉になるかはわかりませんが、そうした未知の可能性こそロマンそのもの。


もっと魅力的な物を。もっとワクワクする展開を。これこそあらゆる創作活動の根源ですよね。


(※画像はクリックして頂くと別画面で大きく表示されます。)
2012_211.jpg 

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