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広島・阪井養鯉場さん見学
2010年12月03日 (金) 02:28 | 編集
2日間ほど、日本で最大の錦鯉販売量を誇る阪井養鯉場さんの見学に広島まで行ってきました。


たった今モブログの記事をパソコンの画面で見て衝撃。思ってたよりも画像が全然小さい


これじゃ何が何だかわかりませんね。連日見づらい更新を続けてしまい申し訳ありませんでした


写真は先ほど新潟に戻ってきた際に撮影した地元浦佐駅構内の片隅にある古びた木テーブル。


書いた本人達も忘れているであろう落書きから、甘酸っぱい匂いと懐かしい声がしてくる気がしました。



それでは少し長くなるかと思いますが、現地広島で見た事・感じた事をお伝えして行こうと思います!


今回の広島遠征は同じく新潟の地で養鯉業を営んでおられる大先輩2人との旅でした。

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左が宮政一さん、右が友野誠治さんです。


両者共に私の父和田忠蔵とはいとこの血縁関係になり、折に付け親交のあるお2人なのです。


新潟県浦佐駅を出発し、6時間ほどかけて現地広島県三原市にある阪井養鯉場さんに到着。


見学早々から、錦鯉を飼育するための設備の広大さに驚きました!

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かなり手前から撮っている様に見えますが、実はまだ背中側にこのハウスは延々と続いています。


こうした規模の室内ハウスが合計14棟、その他に養鯉場周辺に80面を越す稚魚池・立て鯉池があり、


ハウス内の池のほとんどに自動給餌機や異常を知らせる警報機が付いてました。圧巻の一言!


そして何よりも、そこから生み出される錦鯉の質がとんでもなく凄いんです!


こちらは友野さんがオス親を購入する際に候補に選んだ鯉達なのですが、どれもが凄い鯉です!

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どっしりとした体系に、厚くて濃い緋がべったりと強くのっています。最高の品質です!

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最終的にこの中の一本を購入した友野さん曰く「一目ぼれだった」そうです。


その気持ちもわかりますよね。この血統が欲しい!と世界中の誰もが欲しがる理由も納得です。


…え?鯉の値段ですか??実は、自分も聞かされてないんです


ただ一言「超一流のお値段」とだけ仰っていました。想像するのが怖いです


また、宮さんも別の生簀にてオス鯉とメス鯉の2本を購入されていました。

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やはり2人とも鯉を選ぶ時は雰囲気が変わります。真剣そのもの。

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その後見せて頂いたのが3・4才の鯉が入っているマス。これなんか本当に圧巻ですよ!

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恐ろしく美しく仕上げられた鯉達が群れを成して悠々と泳いでいました。

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そのどれものがまぎれも無い超一級品。国魚たる風格十分の鯉達なのです。それがこの数…


野球ならヤンキース、サッカーならマンチェスターユナイデッド、空手なら極神といった所でしょうか。


こりゃもう超宇宙銀河系集団ですよ。これが現在、日本のトップクラスに君臨する鯉達なのです。


うーん…果たして全力で品質を追いかけたとして、この差が埋まるものなのでしょうか


もし仮に大金を積んで同じ血統を購入しそれらを新潟の小千谷や魚沼の野池に放したとして、


気象条件等の異なる新潟の地で同じような錦鯉になるのでしょうか?一向に疑問は尽きません。


もちろんやってみなければわかりませんが、試行錯誤の末にもしそれが難しいようならば、


やはり最終的にはここ新潟の地に適合した、新潟なりの特質(orコンセプト)を持った鯉を作るしか、


現存しているこの圧倒的な差は埋まらないような気がしました。


私自身の考えとしては、錦鯉そのものの品質は言うまでも無くとても重要ですが、


それは商品を購入する際に数限りなくある判断材料のひとつに過ぎないと思っています。


「鯉の質の向上=お客様からの評価の向上」と簡単に決め付けてはいけない気がします。


なぜなら「魅力ある錦鯉」の定義は、それぞれのお客様により微妙に異なるのですから。


体系・質が劣る鯉だろうと、それを遥かに上回る魅力を提案できればいいのではないでしょうか。


「錦鯉は欠点を見るものではなく、長所を見つけて愛でてやり長く付き合うものだ」


これは私が大切にしている父の言葉の中でも特に好きな言葉です。


人間同士の付き合いでもほとんど同じ事が言える気がしますね。


質の向上は無論ながら、新潟産の錦鯉の長所をいかに引き出しその魅力を伝えていくか。


今後目指すべきテーマがこの2日間で見えた気がします。


多くを勉強させて頂いた阪井養鯉場さんには、本当に重ねて感謝申し上げます。


お忙しい所に自分の様な若輩者がお邪魔させて頂き、ありがとうございました。


さて、明日はそのための大切な一歩を踏み出すための一日。大事にしなければ。




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