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室内フン抜き作業
2010年12月09日 (木) 17:29 | 編集
天気予報が見事に外れ、通り雨が過ぎた後は一日穏やかな天候となった今日の魚沼。


この時期、今日のような晴れの日は日中の寒暖差が激しく朝晩にかけて深い霧が出る事が多いです。


車を運転する際には大変厄介な霧ですが、通り過ぎた後には思わぬ景色が広がる事があります。


畑脇に生える雑草達に霧が水滴となって着いていました。自然が作り出す光の結晶。綺麗ですね



最近の記事を少し読み返してみたのですが、ほとんど錦鯉が出てきていない事に気がつきました


仮にも「養鯉場通信」を名乗っておきながら、これではいけませんね


豪雪地域の多いここ新潟では、冬季の養鯉業はほとんど室内生簀での健康管理がメインとなります。


あまり派手な仕事では無いのでついついそれらを軽く見てしまいがちですが、どれも大切な作業。


今日はそんな室内生簀で普段行っている業務の一部をご紹介しようと思います。


冬季でもこんな天気のいい日は室内はポカポカ。あれこれと動いていると暑い位です。

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さて、まず一日の業務を始める際に室内生簀で一番最初に行うのが「フン抜き」という作業。


読んで字のごとく、毎日錦鯉が排出するフンなどの老廃物を朝一番で排出してやるのです。


魚を入れる生簀が大きくなっても、基本的には他の観賞魚の飼育とやる事は同じなんですね。


排出の際に使うのがこのパイプ達。それぞれが各生簀と濾過槽に繋がっています。

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生簀と同じ高さに水位が保たれるようになっており、これを抜くと一気に水が排出されるのです!

_MG_71870003.jpg

ここで気をつけなければならないのが、ある程度水を排出してパイプを元のように挿し直す時。


凄まじい水圧が掛かっているため、パイプを挿した瞬間一気に水が逆流してくるのです!


早朝に寝ぼけて作業していると、この強烈な生臭い水鉄砲をもろに顔に食らう事になります


自分も何度それでずぶぬれになったかわかりません。中々あの臭いが洗顔で落ちないんですよ 笑


フン抜きが終わると生簀の鯉達の健康チェックです。じっくりと泳ぎを観察します。

wadayorijo.jpg

泳ぎ方が変だったり、一匹だけフワフワしていたら要注意。何か異常があるかもしれません。


今日のところはどの生簀も異常無しでした。一安心です


こういった健康管理を、冬は室内・春以降は野外で毎日欠かさず続けていく事となります。


錦鯉は当然生き物ですので、いつどんな事が体調を急変させる材料になるかわかりません。


生き物の世話というのは、本当に気の抜けない大変なものだと実感しています。


だからこそ、この子達がきちんと金銭的に評価され心から喜んで下さるお客様の下に行く時は


生産者側もお客様と同等かそれ以上に心が震えるのです。


本当に大変な事を乗り越えると、その後にきちんとやりがいが残る。上手く出来ていますよ。


いかがでしたでしょうか。生産者達はこのような事を日々創意工夫を重ねながら行っています。


明日以降も鯉達に何事も起こらぬよう、今後も気を抜かず仕事に臨もうと思います!



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